今日はわたくしチャボが勝手に言っている「拠点」という考え方と拠点を使った短期トレード手法をご紹介したいと思います。
前置き
株もそうですがFXも、
世界中の人たちが参加しているオンラインゲーム。
と自分は大前提を決めています。
なので、トレードをする時は常に他の参加者の攻撃や防御、ポジショニングを考えるようにしてます。
スキャルピングのように瞬間的な値動きに向き合うスタイルの人は意識する必要も無いかも知れませんが、短めのデイトレからでもこの前提は関係してくると考えています。
ほとんどの人が、他の参加者まで考えていなくても、チャートに表れるレジサポや良く反発する水平線・トレンドラインを考慮してトレードしていると思います。
レジサポや反発ポイントも参加者が反応した結果ですから、一緒っちゃ一緒です。
独りよがりな取引をしないよう、自分はそれを常に相手がいると考えるようにしているだけです。
前置きは済みましたので本題へ、
「拠点」
世界中の参加者が売り買いを入れていくと、ここだ。という場所では注文が多く出るはずです。
そういったポジションが溜まる場所は、抵抗力が高いので突破するにもパワーがかかります。
逆に言えば、そう簡単に潰れもしない。
チャートを見ていると、
「全然進まないで止まる場所があるやん。」
そんな場面に遭遇する事があります。
感覚的ですが、そこを「拠点」として表現しています。
言葉だけでは分かりづらいので実際のチャートで見ていきましょう。
ポンドルの拠点
ちょうどポンドルに拠点が出来ているのでご紹介したいと思います。
まず4時間足
続いて30分足
今回は上にも下にも拠点が出来ているので膠着している状態。
4時間足で見ると、短期MAを下抜けして下落するかと思いきや、持ち直しつつダブルボトムっぽいの作った場所。
そこがロング勢の拠点になっているので、2度3度下落が来てもその度に止まって反発しています。
逆に上には、かなり上位足の抵抗線が有るので、そこをショート勢が拠点として構えています。
4時間足で見ると、黄色いボックスより前の値動きでも、上値はほぼ同じ場所で抑えられています。
拠点は注文が溜まっている場所なので、拠点を攻略するにもかなりパワーが必要となります。
安易にポジションを取ると跳ね返されてしまうので注意して下さい。
今回紹介したポンドルのように、ピタッと値動きが止まって進まない場面がちょくちょく有るので是非探してみて下さい。
最後に拠点を使ったトレード手法をご紹介
手法【拠点トレード】
まず拠点を背にロングやショートをする事は自分はしません。
リスクリワードに見合う値幅が確保出来ないからです。
損切り幅をずっと狭めれば良いのですが、兼業でチャートをずっと見ていられないので、狙い澄ましたバチバチの場所でエントリーが出来ないので損切りリスクがずっと高くなります。
ではどうするのかと言うと、拠点が潰れる最後尾に逆張りの注文を置いて待つだけです。
拠点を探してその後をみていると、拠点が潰れた後に反発が入る事が多い。
拠点が潰れるという事は、そこでポジションを持っていた参加者の大半が損切りして撤退する事になります。
そして、拠点を潰した側の参加者だけが残ります。
拠点を潰した側の参加者も利確を入れるので、最後に利確の反応が大きく現れる。となります。
※ショートの利確は買い。ロングの利確は売り。
実際には全然違う理由かも知れませんが、とにかく拠点が潰れるラインまできたら反発するって事です。
拠点の最後尾を予測する事が必要ですし、必ず拠点を潰した後に反発が入る訳でも有りません。
ですが、この反応を利用するのが兼業としては一番コスパのよいトレード手法でした。
皆さまも是非拠点を探してまずはその後をチェックしてみて下さい。
また、ここ拠点かもな。と言う場所があればこっそり教えて頂けるとニヤリ😏となります。